“Generation Gap”について

2009年8月19日

今回はまだ一度も紹介した事のない僕のもう一つのバンド“Generation Gap”について書きたいと思います。
前々から若いミュージシャンとの交流をしたいと思っていたところ、2007年秋頃、ピアノのハクエイ・キムとドラムの大村亘と知り合い、時々一緒に演奏するようになりました。12月に入って御茶ノ水”ナル”でこのトリオで演奏していた時にトランペットの中村恵介とアルトサックスの佐藤恭子がたまたま遊びに来て一緒に演奏したのですが、バンドが何かほのぼのとしたいい感じになったんですね。
編成も僕がNYから帰ってすぐ結成したバンド“MATSURI”に似ているし、このとき若者と久し振りにハードなジャズをやりたくなりました。
そして2月にこのバンドでピットインに出演が決まった時、何かバンドの名前を付けてくださいよと言われとっさに浮かんだのが“Generation Gap”でした。
このバンドで演奏してる曲のほとんどが僕のオリジナルで2曲はハクエイの曲ですが、“Bass Talk”で演奏しているどちらか言うと甘口の曲と違い、こちらは辛口なハードジャズです。
メンバー全員高度な技術を持ち、僕らの若い頃とは比べ物にならない程演奏が上手いですが、時代の背景もあったのか僕らも若い頃、技術はなくても心では負けていなかったような気がします。
NYから帰ってきてハード→ソフト→ハードと音楽的なサイクルも一周しましたが、このバンドはメンバーが皆若くて純粋でフレッシュだということです。
毎回演奏していてすごく刺激を受けるし、とても楽しいです。
今レギュラーの佐藤恭子ちゃんがちょっと体調を壊し、山田拓児が代わりを務めてくれていますが先日8月8日、9日の富士ケルンと藤枝Body & Soulは大変盛り上がりました。恭子ちゃんも早く元気になって欲しいと願っております。
今度のG.G.の予定はちょっと先ですが、9月30日の吉祥寺「サムタイム」と10月20日の新宿ピットインです。
是非皆さんに足をお運び頂きG.G.のサウンドを楽しんでいただきたいと思います。

                               鈴木良雄

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