MY DEAR PIANISTS
~チンさんと6人のピアニスト~

2009年|One レーベル

《収録曲》
1. ペルジアン・ブリーズ (p.小曽根真)
2. マイ・ディア・フレンズ (p.野力奏一)
3. キスは風にのって (p.山本剛)
4. アイ・ノウ・フー・ラヴズ・ユー (p.秋吉敏子)
5. ルーレット (p.ケイ赤城)
6. サム・アザー・タイム (p.イサオ ササキ)
7. 丹頂 (p.野力奏一)
8. ブルーベル・ソング (p.ケイ赤城)
9. セプテンバー・ゲスト (p.小曽根真)
10. ザ・モーメント (p.山本剛)
11. ケサラン・パサラン (p.イサオ ササキ)
12. ホープ (p.秋吉敏子)

《パーソネル》
鈴木良雄 (B)
ケイ赤城 (Pf)
秋吉敏子 (Pf)
小曽根真 (Pf)
イサオササキ (Pf)
野力奏一 (Pf)
山本剛 (Pf)

音楽活動40周年記念アルバム。
参加ピアニスト:ケイ赤城、秋吉敏子、小曽根真、イサオ ササキ、野力奏一、山本剛 長年、鈴木と演奏を共にしてきた、それぞれ個性に富んだ素晴らしいピアニスト達です。

ジャズ・ベースの名手,“チンさん”こと鈴木良雄が,音楽生活40周年を記念して,ゆかりの深い6人のピアニストとデュオを組み歌心溢れるプレイを聴かせる素敵な作品をリリース。鈴木のベースが,秋吉敏子,小曽根真,ケイ赤城らいずれも個性的なピアニストと並走し,色とりどりの風景が展開して行くようにさまざまな表情を見せてくれる。ベースの美しさを堪能できる名作。
<Swing Journal>

チンさんの曲の幅の広さに感銘を受けました。明白な音楽的自己を確立しようとしながら、根本的に違う二つの曲を解釈し演奏することはやりがいがありました。本当に楽しい挑戦でした。チンさんの多様な音楽性とこのような興味深いレコーディング環境を与えて戴いたことは実に素晴らしいと思います。
<ケイ赤城>

チンさん40周年おめでとうございます。 チンさんが日本で活躍し始めた頃は私はもうアメリカに来てしまったので、一緒に演奏する機会が余り有りませんでしたがここ数年、音楽的に素晴らしいチンさんと演奏する機会が多くなって大変楽しく思っています。今回のCDを出される中で、Duetを申し込んで下さって大変嬉しく思っています。Again,おめでとうございます。
<秋吉敏子>

今回チンさんの音楽をチンさんと一緒に演奏して「生きている事」を実感しました。大切な時の流れ、暖かさ、優しさ、そして厳しさも。そして何よりも弾いている時に感じたのは音楽をやっている事のしあわせ。鈴木先輩、ありがとう!
<小曽根 真>

チンさんは音に命を与え、愛を注ぎ、揺るぎない真実の音を創りだす。一緒に演奏できる私は幸せ者。感謝!!
<イサオ ササキ>

早いもので、優しさ溢れるメロディーメーカー、チンさんとのお付き合いも、25年目を迎えます。今回録音した二曲も、情景や情感のこもったチンさんならではの、とても素敵な曲で、このプロジェクトに参加出来た事を、とても嬉しく思います。これからも、チンさんの生み出す素晴らしい音に対し、料理人(編曲、演奏者)として腕を奮って行くつもりです。尚、My Dear Friends を、チンさんの盟友であり、最大の協力者だった 故 瓜坂氏に捧げます。
<野力奏一>

チンさんに初めて会った時はピアニスト。始めはヴァイオリンだったとか。今では素晴らしいベーシスト。ニューヨークでもお世話になり、その頃も曲を書いていました。チンさんの曲はどんなテンポ、リズムにも合う、何かを思い出すような自然な曲。今回2曲演らせていただき嬉しく思います。チンさんに乾杯!
<山本 剛>